第1回清原絵画研究所展
1st ALBUM

報告


日時:2024年2月24日(土)〜2月29日(木)11:00〜19:00(最終日16:30)

場所:トアギャラリー神戸市中央区北長狭通3-12-12

 

2023年4月、20年以上活動を続けてきた清原絵画教室は「教室」から「研究所」にフルモデルチェンジし、その影響で生徒が大幅に減りました。主宰清原を含む4人が残りました。史上最少人数です。

 

小編成になったぼくたちはバンドのような展覧会を作ろうと決めました。そして展覧会タイトルを1st ALBUMにし、絵画、素描、立体オブジェ等の作品や映写、照明演出、雑貨を制作し、雑多な熱気を帯びた展示を準備して来ましたが、会期中、研究生仁花の奏でるギターサウンドを空間に響かせることを思いつき、実行しました。それによって即興性あふれるインスタレーション(設置・空間構成による芸術形態)が完成したと思います。ポップミュージックの雰囲気を帯びたサウンドが、美術表現の一素材として突然出現する。その生成現場にお客様と一緒に居合わせることができたのは、喜ばしい、新鮮な体験でした。

 

また、らくがきコーナーを設けたり、雑貨販売によって、お客様との交流にも取り組みました。その結果、雑多で親しみやすい、そしてヘンテコな展示になったように思います。雑多って案外大事なことかもしれませんね。

お越しになったお客様、今このページをご覧いただいている皆様に、深く感謝申し上げます。

 

清原絵画研究所主宰 清原健彦


展覧会風景(画像をクリックすると拡大されます)

 


らくがきコーナー


グッズ販売
Tシャツとカバンに絵を描いて販売しました。これらはクリアファイルをカッターでくり抜くステンシル版画ですが、筆を運ぶ絵画でもあります。半分版画、半分絵画のハーフ&ハーフです。だから一点も同じものはありません。グッズ販売コーナーではあるんだけど、「ショップ感」というか、ポップな空気感を会場内に漂わせたかったのです。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

美術表現技術を身に付けたい、向上させたい、とお考えの方はお気軽にご相談ください。お役に立てることがあるかもしれません。

電話 090-6587-3695
またはこち

清原絵画研究所主宰 清原健彦